
まだまだ暑いので、近場で写活です。
今日は尼崎市水堂町にある「水堂須佐男神社(みずどうすさのおじんじゃ)」に行ってきました。
JR立花駅北口を出て、線路沿いを西へ10分ほど歩くと、右手にそれらしいものが見えてきます。車ない族にやさしい、アクセスの良い神社です。
道中は暑いですが、一歩境内へ入ると、木々に囲まれた静かで落ち着いた空気に変わります。暑さも少し和らぎます。
木々は偉大ですね🌲。

現在の社殿は阪神・淡路大震災で旧拝殿が倒壊したため、平成10年に復興再建されたものだそうです。狛犬は震災前からある古いもので、歴史を感じさせる佇まいです。
涼やかな手水舎

まずは、季節の花や和傘、風鈴で飾られた美しい手水舎でお清めします。見た目にも涼やかで、暑い日に訪れた参拝者にうれしい演出です。

上品な和傘は直射日光を遮ってくれていて、風鈴の音色が耳に心地よいです。
拝殿いっぱいに広がる天井画「万葉の花」

手水舎も美しいのですが、水堂須佐男神社で必見なのが、拝殿の天井いっぱいに広がる天井画「万葉の花」です。
この天井画は、境内にある水堂古墳の被葬者と、阪神・淡路大震災の犠牲者に捧げるため、日本画家の鈴木靖将さんという方が描いた傑作です。

中央の大きな画には、銅鏡や刀剣など古墳の副葬品が描かれ、その周囲には、万葉集に詠まれた野の草花が色鮮やかに描かれています。
椿・カキツバタ・桔梗・オミナエシなど、まるでお花の図鑑のようです。
繊細なデザインと色彩は、思わず息をのむ美しさです。特にツユクサのような深く鮮やかな美しい青がとても印象的でした。

普通の神社では一般の参拝者は拝殿の中には入れないと思いますが、ここは自由に入ることができて、中には椅子も用意されていて座ってゆっくり天井画を鑑賞することができます。
しばし暑さを忘れて天井を眺めていました。
水堂古墳


この神社の境内全体が古墳の上につくられています。神社と古墳が一体となった、ちょっと珍しい場所です。
境内には古墳保存館もあり、水堂古墳の内部構造などを自由に見ることができます。参拝に来て古墳まで見学できるなんて、ちょっとお得な気分です。
季節の花々


境内には自然も多く、季節ごとのお花も楽しめます。
この日は桔梗、ユリ、オミナエシなど、夏の花が咲いていました。
天井画で万葉の花を眺めたあと、境内に咲く本物の花を見る。
お花好きとしては、なかなか贅沢な時間です。


オシャレな御朱印でも有名な神社ですが、私のように御朱印には興味がなくても、お花や写真が好きな人にもおすすめできる場所です。

そんなに広くはないですが、そのコンパクトな空間の中に、美しい手水舎、古墳、貴重な天井画、そして四季の花々がぎゅっと詰まっています。
万葉の花を見に、季節を変えて何度でも訪れたくなる尼崎の小さな名所です。
